小児歯科

問題)4歳の男児。う蝕の治療を希望して来院した。フッ化物歯面塗布を受けた経験はあるが、修復処置は初めてであるという。治療に協力的でスムーズに終了できたので、シールを与えた。この対応はどれか。

a TSD法

b TEACCH法

c レスポンスコスト法

d トークンエコノミー法


答えは d

・TSD法とは、患児にTell(話す)、Show(見せる)、Do(行う)ことによって段階的に歯科治療に対する恐怖心を克服させる系統的脱感作法の一種

・TEACCH法とは、米ノースカロライナ州で1972年以来行われているASD(自閉症スペクトラム障害)の当事者とその家族を対象とした生涯支援プログラム

・レスポンスコスト法とは、ある行動を強化するためにトークン(強化子/ごほうび)を与える「トークンエコノミー法」とは逆に、望ましくない行動を減少させるためにトークンを減らしていく方法

 

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